2012年05月20日

江國香織「東京タワー」

江國香織さんの「東京タワー」を読んだ。
話題になったのは随分前だから、今頃?って感じだけど、どちらかというと敬遠していたのを、気まぐれに読んでみようって思った、というのが実態。

話しは大学に通う二人の青年と(少年と言っても良いくらいだけど)、彼らの母親くらいの年代の女性との恋、というか”大人の愛”を描いた作品。

文章が洗練されていて綺麗。だから話しが”スー”っと入ってきて、内容的には”ドロドロでイヤらしく”なっても不思議ではないのに、それは無い。
そして結末も無い。こういう愛の形もあると示されて、それを純粋と言って良いのか疑問だが、彼らが今後どうなっていくのか判らないまま物語は終わる。

江國さんの作品は、やっぱり自分の好みには合わないと思った。

posted by Takeaki at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評(感想) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする